韓国語の発音変化「鼻音化」が覚えられない!コツはある?具体例で練習しましょう!

鼻音化

この記事では、韓国語の「鼻音化」についてお話しします。

この記事を読んでほしい方(*^^*)

・鼻音化が難しくて覚えられない!

・「覚えるコツ」が知りたい!

・発音が変化する具体的な単語が知りたい!

「鼻音化」難しくて覚えられないよ!!

という方もこの記事を読めばきっと理解できるはず!です(*^^*)

具体的な例もそれぞれ紹介していきます!

一緒に練習して少しずつ覚えていきましょう!

発音の変化を理解する上で「パッチム」が重要になってきます。
下の記事でパッチムについてまとめているので是非ご覧ください(*^^*)
韓国語のパッチムとは?発音と種類を一覧表で解説!発音の違いを比較しよう!
 
目次

鼻音化とは??

「鼻音」とは鼻に息を通すことで出す音のことを言います。

鼻で出す音??どういうこと?

例えば、日本語の「ん」

口を開かないで鼻を使って音を出しますよね。

このようにして出す音のことを鼻音と言います(*^^*)

韓国語の鼻音化のルール

細かい説明をする前に

どのようなルールがあるのか結論を先にお話しします(*^^*)

鼻音化のルールは大きく分けて3つあります!

1.パッチム「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」で終わる次の音が「ㄴ」「ㅁ」で始まるとパッチムの発音が「ㄱ」→「ㅇ」、「ㄷ」→「ㄴ」、「ㅂ」→「ㅁ」に変化する
2.パッチム「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」で終わる次の音が「ㄹ」で始まるとパッチムの発音が「ㄱ」→「ㅇ」、「ㄷ」→「ㄴ」、「ㅂ」→「ㅁ」に変化する。さらに、後ろの文字の「ㄹ」→「ㄴ」に変化する。
3.パッチム「ㅇ」「ㅁ」で終わる次の音が「ㄹ」で始まると後ろの文字の「ㄹ」→「ㄴ」に変化する。

きゃー(>_<)どういうこと!!

言葉だけの説明だと難しすぎますよね!

ここから、ひとつひとつ詳しく説明していくので

今の段階で理解できなくても大丈夫です(*^^*)

ルールその1

1.パッチム「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」で終わる次の音が「ㄴ」「ㅁ」で始まるとパッチムの発音が「ㄱ」→「ㅇ」、「ㄷ」→「ㄴ」、「ㅂ」→「ㅁ」に変化する。

まずは、こちらについて解説していきます。

簡潔にまとめるとこのようになります!

①「ㄱ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㄱ」→「ㅇ」

②「ㄷ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㄷ」→「ㄴ」

③「ㅂ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㅂ」→「ㅁ」

これだけだと覚えずらいので

実際の単語に当てはめて

単語の発音と一緒に鼻音化のルールを覚えていきましょう!

①「ㄱ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㄱ」→「ㅇ」の例

「한국말(意味:韓国語)」→「한궁말(発音:ハングンマル)」

発音→「한국말」

「국」のパッチムは「ㄱ」で次の文字が「ㅁ」ではじまっています。

なので、「ㄱ」→「ㅇ」になり、

発音「한궁말(発音:ハングンマル)」

となります。

②「ㄷ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㄷ」→「ㄴ」の例

「믿는(意味:信じる)」→「민는(発音:ミンヌン)」

発音→「믿는」

「믿」は「ㄷ」で終わっていて次の文字は「ㄴ」ではじまっています。

なので、「ㄷ」→「ㄴ」に変化し、

発音は「민는(発音:ミンヌン)」

になります。

③「ㅂ」+「ㄴ」or「ㅁ」=「ㅂ」→「ㅁ」の例

「입니다(意味:です)」→「임니다(発音:イムニダ)」

発音→「입니다」

「입」は「ㅂ」で終わっていて、次の文字は「ㄴ」ではじまっています。

なので、「ㅂ」→「ㅁ」に変わり

発音は「임니다(発音:イムニダ)」

となります。

ひとつだけでも「単語とその読み方」

覚えておくと、どのように変化するのか

思い出すときの参考になります(^^)/

プラスで覚える上のコツをお伝えします(*^^*)

覚え方のコツ

覚え方のコツとしては、

強めの音「ㄱ」・「ㄷ」・「ㅂ」が弱めの音「ㄴ」「ㅁ」とくっつたら

発音しやすいように鼻音に変化する

例えば「입니다」を鼻音化させないでそのまま読んでみると...

「ㅂ」の次に「ㄴ」はすこし発音しにくく感じませんか??

ですが、「ㅂ」が「ㅁ」に変化することで読みやすくなります!!

「読みやすくするために変化しているんだなー」

と考えるのがおすすめです(*^^*)

ルールその2

2.パッチム「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」で終わる次の音が「ㄹ」で始まるとパッチム発音が「ㄱ」→「ㅇ」、「ㄷ」→「ㄴ」、「ㅂ」→「ㅁ」に変化する。さらに、後ろの文字の「ㄹ」→「ㄴ」に変化する。

次はこちらのルールについて!

簡潔にまとめると...

①「ㄱ」+「ㄹ」=「ㅇ」+「ㄴ」

②「ㄷ」+「ㄹ」=「ㄴ」+「ㄴ」

③「ㅂ」+「ㄹ」=「ㅁ」+「ㄴ」

こちらも分かりにくいので

具体的な単語で覚えていきましょう(*^^*)

①「ㄱ」+「ㄹ」=「ㅇ」+「ㄴ」の例

「독립(意味:独立)」→「동닙(発音:トンニプ)」

発音→「독립」

パッチムの「ㄱ」で終わる文字の次に「ㄹ」ではじまる文字が続いているので

「ㄱ」→「ㅇ」に変化し、「ㄹ」→「ㄴ」に変化して

発音が「동닙(発音:トンニプ)」となります。

②「ㄷ」+「ㄹ」=「ㄴ」+「ㄴ」の例

「몇 리(意味:何里)」→「멷 니(「ㅊ」は「ㄷ」)」→「면 니(発音:ミョンニ)」

発音→「몇 리」

パッチムの「ㅊ」は発音が「ㄷ」になるので

これも「ㄷ」→「ㄴ」に変化します。

③「ㅂ」+「ㄹ」=「ㅁ」+「ㄴ」の例

「입력(意味:入力)」→「임녁(発音:イムニョク)」

発音→「입력」

ルールその3

3.パッチム「ㅇ」「ㅁ」で終わる次の音が「ㄹ」で始まると後ろの文字の「ㄹ」→「ㄴ」に変化する。

鼻音化、最後のルールです(*^^*)

簡潔にまとめるとこちら!

①「ㅇ」+「ㄹ」=「ㄹ」→「ㄴ」

②「ㅁ」+「ㄹ」=「ㄹ」→「ㄴ」

具体的な単語を見ていきましょう!

①「ㅇ」+「ㄹ」=「ㄹ」→「ㄴ」の例

「승리(意味:勝利)」→「승니(発音:スンニ)」

発音→「승리」

「ㅇ」で終わる文字の次が「ㄹ」ではじまっているので

「ㄹ」→「ㄴ」に変化し、

「승니(発音:スンニ)」と発音します。

②「ㅁ」+「ㄹ」=「ㄹ」→「ㄴ」の例

「음료(意味:飲料)」→「음뇨(発音:ウムニョ)」

発音→「음료」

こちらも「ㄹ」が「ㄴ」に変化します。

鼻音化の一覧

簡単にまとめたものになりますが

鼻音化するか迷ったときは

下のまとめをぜひ参考にしてください(*^^*)

1.「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」+「ㄴ」「ㅁ」=「ㅇ」「ㄴ」「ㅁ」+「ㄴ」「ㅁ」
2.「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」+「ㄹ」=「ㅇ」「ㄴ」「ㅁ」「ㄴ」
3.「ㅇ」「ㅁ」+「ㄹ」=「ㅇ」「ㅁ」+「ㄴ」
 

沢山ルールがあって、変化の仕方もさまざまなので

なかなか難しいですね(>_<)

覚えるためには、変化する単語を何度も発音する

のがおすすめです(*^^*)

今回、紹介した単語を何度も発音してみてください!!

読んでいただきありがとうございました(^^)

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